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全国ノスタルジー探訪

現代に残る、身近な過去を探してあちこち歩いてます。

【ラーメン】荻窪/南阿佐ヶ谷・コタンの笛

私はラーメン屋を信用してない。美味しいと評判の店に行っても、大抵「こんなもんか」と期待外れで帰ってくる。そこで生まれた「ラーメン限界説」。そもそもラーメンという食べ物自体がそのレベルなのだ。ある一定レベルの「美味しい」を超えることがないのだ。所詮ラーメンはどこまでいってもラーメン。そういう結論に行き着いてから、私は有名ラーメン屋にあまり行かなくなった。結局期待外れなのだから・・・。

そんな私が先日行ってきたのが、「コタンの笛」というラーメン屋。

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このラーメン屋といったら謎が多いこと。まず営業時間。深夜から早朝のみの営業なのだ。一体どんな事情があるのだろうか。昼間は当然店を閉めているので、知らない人が見たら廃業したラーメン屋と思うだろう。

それに店名。ラーメン屋といったら、相田みつを風フォントに無骨な店名が多いけど、「コタンの笛」ってグリム童話のタイトルじゃあるまいし。その意味不明さが超ツボにはまる!

以前に22時30分頃に訪れたところ、電気はついているものの開店する気配がなく、しょうがないので隣にあるケネディという店でステーキを食すという苦い経験をした。その反省を踏まえて今回は0時過ぎに突撃。有名ラーメン屋に並ぶことは忌み嫌うのに、深夜に謎のラーメン屋に行くことは全く厭わない私。嗚呼、我ながらお茶目だ。

今回は営業中で取り敢えず一安心。だが、店内に入って驚いた。ほぼ満席だったのだ。その客は日大相撲部員たち。何て男臭い空間だ・・・。詰めてもらって何とか席を確保。部員達はすごい勢いでチャーハンを喰らっていた。ご飯を食べ尽くされたらしく、着いたときにはご飯の注文がNGになっていた。開店まもなくご飯なしという異常事態!

でも大丈夫。注文は既に決まっていた。
通常、ラーメン屋のメニューと言ったら醤油、味噌、塩だけど、こちとら「笛」である。私は笛ラーメンを注文。もうピューっと吹くジャガーの世界ですよ。笛ラーメンは細切りの豚肉と野菜が入ったあんかけのラーメンだった。デジャヴ・・・。ミッキー麺と似ている。まぁ美味しいんだけどね。

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相撲部員の他に気になる客が一人。イヤホンで音楽を聴きながらずーっと携帯を弄っている男。注文は酒のみ。こんな場末のラーメン屋でこんな酒の嗜み方。この人、酒飲みのプロや・・・。さすが深夜営業の店の客は一筋縄ではいかない。

因みに、コタンはアイヌ語で「集落」を意味するらしく、店主は北海道出身なのかもしれない。他のメニュー、コタン丼も気になったけど、ご飯の注文はNGでしたから。

【店舗データ】
住所:東京都杉並区阿佐谷南3-12-2
営業:23:30頃〜5:00(日曜定休)


【余談】
冒頭でラーメン屋批判をしておきながら早速覆しますけど、コタンの笛の近くに実に美味しいラーメン屋があります。RAMEN CiQUE(ラーメン チキュウ)というお店です。まさかの横文字!ラーメン屋のくせに何シャレオツぶってるんだよ!と言いたくなりますが、文句を言わせない確かな味です。外観もカフェのようにスタイリッシュで、そこにラーメン好きのアキバ系やおじさん達が並ぶ様はかなり滑稽です。まぁ私は騒がれる前から知ってましたけどと、中2病的な発言をしてますけど、今や食べログの都内のラーメンランキング3位にランクインするほどの超人気店になってしまった。ここなら多少くらい並んでもいいと思うけど、それは自宅から近いという前提があってのもので、やはり遠出してまで人気ラーメン店へ行こうという気概はない。それがB級ラーメン屋なら話は別だが。