母親に秩父のパワースポットに行こうと誘われて、通常だったら音速で断るところ、思惑があって一緒について行くことに。三峯神社というパワポに行きましたが、その話はザックリ割愛。秩父駅で降ろしてもらって向かった先はパリー食堂。前から行きたいと思っていた、念願の食堂である。
外観を見て思わず息を飲む。私も色々な古いお店に行ってますけど、もう格が違う。まるで映画のセットのような佇まい。それもその筈、表には「登録有形文化財」のプレートがキラリ。燕湯に次ぐ、現役の文化財探訪である。もともとは昭和2年にカフェーとして創業、その後は料亭から食堂にシフトしたそうな。
ドキドキしながら暖簾をくぐると店内はほぼ満席だった。店主のおじさんが一人で切り盛りしているのでとても忙しそうだ。秩父夜祭の歴代ポスターを眺めながら気長に注文を聞きに来るのを待っていた。
今回は焼きそば(500円)を注文。お皿には【パリー】の文字が!
周辺にも文化財建築がチラホラあるので、カメラ片手にブラブラしている人が多かった。レトロ好きには是非オススメしたいけど、如何せん秩父遠すぎ!
【店舗データ】
住所:埼玉県秩父市番場町 19-8
営業:11:30〜21:00(不定休)