浜松のB級グルメが遠州焼きなら、静岡市のB級グルメはやっぱり、おでん!
というわけで帰りに静岡に寄って、静岡おでんを食べることにした。拝見していたサイトで「最も伝統的なしぞーかおでん」と紹介されていた水野商店へ。遠州焼き同様、静岡おでんも駄菓子屋が発祥らしい。
静岡おでんは一本ずづ串刺しで、黒はんぺんが入っていることが特徴。仕上げに青海苔と鰹節の粉末をかけていただきます。「大正3年創業の老舗で、おでん汁は90年間継ぎ足された濃厚な熟成感を表す逸品」と紹介されていたけど、決して大袈裟ではない。醤油ベースの濃い汁だけど、食べてみると見た目とは裏腹に丁度良い塩梅。普段食べてるダシのおでんより個人的にはこちらの方が好きかも。静岡の店はどこに行ってもお茶を出してくれるけど、ついビールが飲みたくなる。いや、お茶も美味しいんだけどね。具は旬の季節しか入れないという竹の子が一番美味しかった。
食べてる最中に地元のおじさんがやって来て、タッパに入れて持ち帰っていた。「持ち帰り!そういうのもあるのか!」ってただこれが書きたかっただけなんだけど。
店のおばあちゃんと世間話をしながら食べるおでんは最高です!旅の良い思い出ができました。
【店舗データ】
住所:静岡県静岡市葵区本通2-2-17
営業:8:00〜19:00(不定休)
【おまけ】
おでん横丁なるものもありまして、その一つが青葉横丁。店名だけでお腹いっぱい。