久米島に行ったものの、かなーり田舎な上、独りで行っててビーチ遊びもダイビングもせず……ということでヒマなのは明白だったので、もうひと島せめることにしました。
そして、渡名喜島という離島へのアクセスが比較的良いようだったので、事前に宿を予約し旅程に組み込むことにしました。
久米島の兼城港という港からフェリーが毎日出ています。渡名喜島の位置は沖縄本島と久米島との間にあるので、その途中に寄っているような格好です。頑張れば日帰りも不可能ではないでしょうが、あまりおすすめしません。
久米島からはフェリーでおよそ1.5時間です。フェリーではauのiPhoneがずっと使えました。うれしい。
渡名喜島の港に着きます。宿を予約していたので、お迎えの方が待っててくれました。
※飛び込み予約はキケンなので必ず予約をしましょう。
これがお世話になる宿です。「赤瓦の宿 ふくぎや」さんで、このような沖縄古民家をほぼそのまままるごと借りることができます。
今のところ6棟あるそうなので1日6組までイケるってことですね。
ぼくが借りたこの家は4畳半と3畳ほどの部屋、キッチン、シャワールームとトイレは離れにあり、これを独占することができました。いや、正確にはアリやバッタなどの虫が一緒ですね…。
ちなみにGは外にいました。まあウチナーの気分になってそういうものはおおらかに捉えましょう。あ、クーラーはちゃんと効きますよ。
これは別の棟。何人かで泊まると楽しそうですね。
フールという、昔の民家のトイレ兼豚小屋の跡ということです。エコですねえ。
あと島名物の「朝起き会」用のホウキも。このときは日程が合わず見ることはできませんでした。
さて、渡名喜島は信号は島にひとつしかなく、舗装されてる道も殆どありません。本島も結構都会だったりするので、そういう本当の昔ながらの沖縄の雰囲気を味わうには、こうした離島が良いでしょう。
ひたすら虫の声だけです。車の音など聞こえてきません。そもそもこの道は車が通れる幅は無いですし、ガソリン車がこの島には殆どなさそうです(原付は何台か見ました)。
で、ふくぎ屋さんのオプションで、電動カーを借りました。島の人が住んでいるあたりは徒歩で充分ですが、一周するなら絶対必要です。普通免許があれば運転できます。
高いところに登るようになってるので、歩きは絶対やめましょう(笑)。
絶景でした。
海に入る気は…でないです。暑いけどあとがめんどくさそうで。あとヤケド並の日焼けをしてたので。
日が落ちると少し過ごしやすくなります。そして主要な道路だけライトアップされます。いい雰囲気ですが、行くところは特にないし、他の街灯は殆ど無いしで、ちょっと歩いたらあとは宿に戻るだけです。
ぼくは暑さに弱いので、実は渡名喜島に来てほんとに本場の暑さに参ってしまいました。弱いなりにタイやインドも体験してるのですが、また別の質のキツい暑さでした。写真で見るといい感じですけど、実際のところ満足に散策できなかったというところはあります。それでも小さい島なので多分全部の道を歩きましたが……。
次回は、食事やお店をご紹介します。
【データ】
アクセス、宿泊などは公式サイトで最新情報をチェックしてください。
取材時期:2012年7月