このブログは一応、東京のレトロ・スポットをテーマにしてますけど、今回は東京以外で。過去もちょいちょい東京以外の紹介をしてますけど、いい場所があれば東京関係なく更新していく所存です。何分、適当な性格なものですから。
さて、夏休みに行ってきた温泉の話。
私は秘湯が大好きでして、温泉と言ったら携帯の電波が入らないような山奥の秘湯を好むのですが、今回もそんな温泉に行ってきた。栃木にある北温泉。寂れた温泉好きとして有名な、つげ義春が愛した温泉としても知られている。場所は黒磯駅からバスで1時間、そこから徒歩で40分くらい。那須の山奥にポツンと存在している。
歴史を辿ると江戸時代まで遡るらしく、館内は本当にレトロ。雰囲気ありすぎ。
そして不思議オブジェが不気味な雰囲気を醸し出している。う〜ん、カオス!
部屋は松・竹・梅で値段が変わり、私が宿泊した松の間が一番安くて7,500円。安政の建物らしい。
安政の大獄の安政ですよ!
館内は看板猫2匹が自由に闊歩している。一匹は子猫で超カワユス。
肝心の温泉はもう文句なし!一番のお気に入りは天狗の湯。混浴だから入ってないけど。つげ義春の「ゲンセンカン主人」は少なからず、この天狗の湯からインスピレーションを受けているのではないかと勝手に想像している。
個人的には大満足!機会があったら是非また来たい。
この足で実家に帰って、友達に「こんな温泉に行ってきました!」とデジカメに撮った写真を見せたら、ビックリするくらいシ〜ンとなりました!そんな温泉。都内からでも余裕で土日で行けるので、興味がある方は是非。