全国ノスタルジー探訪

現代に残る、身近な過去を探してあちこち歩いてます。

江戸東京たてもの園・鍵屋

海、花火、ビアガーデン、一夏のアバンチュール、そして性病・・・ 
人それぞれ夏の楽しみ方はあると思いますが、我が家の夏の風物詩になりつつあるのが江戸東京たてもの園の納涼祭。そもそも江戸東京たてもの園ってご存じですかね?江戸から昭和初期にかけての歴史的建造物を移築して公開している場所で、文化的価値がある建物なのに自由に出入りができる何とも懐の深いテーマパークなのです。

通常は夕方までの営業だけど、納涼祭では特別に20時頃までの営業で、企画も盛りだくさんでとても楽しいイベント。あと何がいいって、他の夏祭りと違ってアホな若者がいないのがいい。

たてもの園 たてもの園2
たてもの園3 たてもの園5

いろいろ貴重な建物がありますけど、特に有名なのが「千と千尋の神隠し」の油屋のモデルになった子宝湯。タイル絵のさるかに合戦の蟹に注目!キモイ。

子宝湯2  子宝湯
子宝湯3  子宝湯4

そして今回は園内にある超貴重な居酒屋に行ってきた。台東区下谷の言問通りにあった「鍵屋」という居酒屋で、納涼祭の2日間だけ特別に営業を行うのです。30分の交代制で、入店できるのは1回8名のみ。普段滅多に並ぶことのない私も今回ばかりは少し並んで整理券をゲット!満を持して入店。

鍵屋

メニューは瓶ビールor日本酒(徳利)+お通しのみ(500円)。実は鍵屋は2代目として現在も鶯谷で営業中で、お店の構造は大体同じらしい。でも初代鍵屋でお酒を嗜めるのはこの2日間だけ!超レア!因みに鶯谷の鍵屋は女性のみの入店をお断りしているので要注意。古いしきたりを踏襲している今では珍しい古風な居酒屋なのです。

鍵屋6 鍵屋3
鍵屋5 鍵屋4

普段でも存分に楽しめるテーマパークなので、興味がある方は是非行ってみてください。田舎に来たようで癒されます。

たてもの園4 たてもの園6