ぼくはあまり車両は詳しくないのですが、京阪電車のテレビカーが2013年3月末で引退という話を聞いていて、たまたま京都方面に行ったので乗っておくことにしました。
京阪電車も馴染みはあまりないのですが、鉄道フェスに行くと京阪電車はいつも人気のようです。
京橋駅の京都方面列車のホームで、名物のフランクフルトをほおばりながら待ちます。
定刻で入線。かっこいい。重厚感がありつつも暖かみがあります。
先頭車両の前が見える特等席(な普通席)に座って終点まで堪能します。
関東の人間としては京急のアレに近い感覚ですね。
そしてあっという間に終点です。
テレビカーのロゴが「昔の(人が考えた)未来」って感じでイイですね。
実際、テレビカーのテレビは地デジ化に対応せず使われていないようです。奥の小部屋は元電話ボックスだったそうです。そんなあたりもまたレトロフューチャーです。まあ二階建て車両もありましたし、レトロってほど古いとも感じませんでした。勿体ないです。
あまり馴染みも無いのでまさに葬式鉄的な行動で恥ずかしいのですが、しかし良い車両だと思いました。お近くの方も是非一度狙って乗ってみてはいかがでしょうか。
【おまけ】
旧3000系ではないのですが、初めて見たときはギョッとしました。関東にはこのタイプの可変座席は無いですね。乗り慣れてる人ならふつうなんでしょうが……通勤時間帯のモードも生で見てみたいです。
特設サイト ※運行予定時刻等が確認できます
取材時期：2013年1月
