東京の城東方面はあまり行く機会がなく、たまに用事があるときは必ず良い店をリサーチして訪問できるよう心がけています。日々これブログネタなり。
この日は柴又にこの記事を書くための取材があったので、
青砥で途中下車しました。
この日訪れたお店はこちら。店構えは古さは特に感じませんが、良い匂いがただよっていて既に名店の予感。
楽しい洋食 和牛ステーキ「やまぐちさん」です。「●●ちゃん」などを名乗るお店は結構ありますが、「さん」付けはありそうであまりないと記憶しています。
よくわかんないけど有名人のサインなども。店内はアブラ濃度高い空気に包まれているのでサインもラップがけしておくこと必至でしょうね。
ポークスタミナ定食を選択。はいうまい〜 もう食べる前からうまい〜
テーブルに備え付けの特製ソースをぶっかけたら絶対二度うまい〜 なにこれ反則〜〜〜！！ （ニンニクが入っていそうで、人と会う予定だったので遠慮しました）
「楽しい洋食」はダテじゃないですね。こういう「間違いない」洋食屋が近くにあるとQoLが向上しそうです。いいなあ。
取材時期：2016年3月
このブログを続けていて、記事にしているものは勿論、していないものも含めると全国で数百軒の喫茶店に訪問していますが、今のところマイベスト純喫茶に輝く喫茶店が神戸にあります。
喫茶 思いつき です。
元々かなり変わった屋号で気になっていて、一昨年あたりに訪れましたが土曜日だったため残念ながらお休みで、いよいよ平日に訪れるチャンスができたので満を持して伺いました。
創業から既に60年以上、激シブ物件です。
ガラスもいちいち可愛い。
内装も渋みがありつつも清潔に保たれています。古くてもきちんと掃除が行き届いているのは店主たちの心配りがあればこそでしょう。
ちなみに神戸周辺の喫茶店では「ミルクコーヒー（要はカフェオレ）」のことを「ミーコー」というのが昔から一般的らしいです。大阪のアイスコーヒーがレーコーみたいなものですね。「思いつき」のメニューにはありませんが、言えばやってくれるそうです（裏メニュー？）。
鏡の「思いつき喫茶店」がたまらない。
常連の背中があたってはげた塗装。こういう味わいはエセレトロ物件には出せませんね。
この日は暑かったのでアイスコーヒーと、トーストはジャムと「霜降り」のハーフ。「霜降り」とはバターに砂糖をまぶしたトーストのことで、この見た目の通り霜が降っているように見えるからそう呼んでいるとのこと。ただしこの呼び名が一般的というほどではなく、「思いつき」の思いつきらしいです。
更になぜかお茶といなり寿司、太巻きのサービス。なにこれ嬉しすぎる…。
というわけで、なんといってもこの喫茶店の名物はこの「思いつきシスターズ」たち。全員が姉妹で店員です。この規模のお店でワンオペどころか4トップ体制。そりゃあ最高のおもてなしをご提供いただけるわけです。
テレビ番組に出た際のビデオを見せてもらいながら、幾つかの取材のウラ話も教えて頂きました。「『明日も撮るから、同じ服着て下さい！』とか言われてビックリしちゃった…」とかなんとか。あとTOKIOの国分太一氏は良い人だそうです(笑)。
とあるテレビ番組に出演した際のボケ（？）に爆笑する皆さま。どんなくだりだったのかは、是非訪問してビデオを見せてもらってください！
延々長居してしまいましたが、最後にはわざわざお店から出てお見送りしてくださいました。絶対また来よう…！
【店舗データ】
営業：早朝〜15:00くらいまで 土日祝休み
取材時期：2016年4月
