全国ノスタルジー探訪

現代に残る、身近な過去を探してあちこち歩いてます。

三重・オレンジペコー(川戸紅茶)

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ねむけをさます モーレツ紅茶

この店の存在を初めて知ったときは確かに眠気が覚めました。そして長らく課題店として意識しつつ年月が経ち、遂に2016年に訪れる機会を作ることができました。

そしてたまたま知ったのですが、このお店2018年4月いっぱいで閉店してしまうとのこと。きっと忙しいと思われ躊躇いつつも「本当ですか!?」と電話してしまいました。

 

 

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場所は三重県亀山市オレンジペコという名前の喫茶店です。

まず三重にあまり用事が無いことと、車が無いと割と躊躇する距離というのもありなかなか訪れることができませんでした。

 

 

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鉄道で訪れる場合はJR関西本線 井田川駅が一応最寄りです。ここから20分ほど歩きます。

 

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通常は徒歩の人を殆ど見かけない風景です。

 

 

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トラックがビュンビュン走る道路を歩きます。これが本当に辛い。しかもこの日は雨だったので尚更……。

 

 

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ようやく見えてきたときは本当にほっとしたのを覚えています。

 

 

 

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モーレツ紅茶チェーン オレンジペコー。

このロゴ最高じゃないですか。

 

 

 

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この坊やたちの手も良すぎる。

 

 

 

 

 

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内装も素晴らしく、お願いして撮りまくらせていただきました。

 

 

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小上がりの席もある。ガラスに裏写りするメニューが良いですね…。

 

 

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ググっと調理場を取り囲むカウンター席。

 

 

 

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照明もいちいちカッコイイ。この味わいは2010年代の今一番輝くデザインです。

 

 

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メニューは名物のモーレツ紅茶、みそ焼きうどん、そしてサービスのお菓子をいただきました。

 

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モーレツ紅茶はほぼコーヒーに近いレベルの色で、要するにめちゃめちゃ濃い紅茶です。

 

 

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「スタミナ紅茶」というメニューもあって、レモンにハチミツの紅茶だそうです。

 

 

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トイレのドアのイラストもかわいい〜〜。

 

 

 

で、冒頭の電話のくだりに戻りますが、訪問当時「また来ます!」と言ったのも叶わなくなってしまいました(自分の中では「また来ます!」はお世辞ではなく割と本気で言ってます)。自分は常連などではなく数年前に一度行ったきりですが…と言うとそれでも…とマダムはお礼を言ってくださいました。とても印象深く、とてもお気に入りの店だったので寂しいですが、これもまた仕方のない話です。

 

 

 

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買っておいたマグカップは今も愛用しています。

 

 

【店舗データ】

住所:三重県亀山市和田町458-1

取材時期:2016年3月