もともとは純喫茶探訪から始まった当ブログ。今では何がノスタルジックなのかもわからない店も訪ね歩いているのは、ドラゴンボールや幽遊白書が最初どうだったのかということを思い出しつつお察しください。
しかし純喫茶と見れば絶対おさえておきたくなるのは今も昔も変わりません。
沖縄の喫茶店の形式としてはコーヒーシャープしか予習してなかったので、純喫茶もあるのか、といった驚きがあったのが正直なところです。那覇の商店街の一角にあったのが、純喫茶 小太郎です。
昔は24時間営業だったのかと思わせる看板を見ながら2階に上がります。なお1階は東京にも何店舗かある喫茶ポエムです。
店内は半個室のような作りの席ばかりで、全席ゲーム台になっています。
こんなタイプの店、青森市でも見かけたことがあります(その記事はそのうちに…)。
店内ではオバチャンが花札ゲームを延々とやっています。
・メニュー(クリックでflickrにリンクしてフルサイズの写真が見られます)
フードが思いの外充実していてここで食事をしたいところでしたが、食後だったのでコーヒーのみを注文しました。
で、よくあるゲーム台が残っている喫茶店に行くと大抵その席を選ぶのですが、そういう東京の純喫茶と比べて、なんとも言いようのない違和感を覚えるのでした。
当たり前のことをこれ見よがしに書く、まあどういう意味かは追求しませんが…。
でも普通に使う分にも良い店ではと思いました。空腹時に再訪したいものです。
ところで沖縄でいう喫茶店というのはこのスタイルが主流なのかという疑問を持ったので、別の店にも行ってみることにしました。
小太郎からさほど遠くない場所にある、スクエアという店です。商店街から少しだけ入ったところにありました。
謎のキャッチコピーが光ります。爆発性・連発性揃ったすごいやつ!とは。
あと、「TEA ROOM or GAME SPOT」というのもなんだか意味深で凄いです。ふつうオアじゃなくてアンドじゃないの。
こちらも半個室のような作りです。目的はよくわかりませんが、とてもくつろげます。
謎の表や、わざわざファミレス式呼び出しボタンも設置してあります。
マンガも充実しています。メニューは撮り忘れましたが、こちらもフードが種類が多く美味しそうでした。
なおゲームをやってみようかと思って100円入れてみたら手応えもなく飲み込まれてしまいました。何か手続きがあるのかもしれませんね…。結局だらだらと休ませていただきつつコーヒーをいただきました。
というわけで、沖縄でよく見たタイプの喫茶店でした。あんまり深いことは考えず、ただただお茶や食事をするなら本当に良い店だと思いますよ。ええ。
【店舗データ】
純喫茶 小太郎
住所:沖縄県那覇市松尾2-22-27 2F(1Fは別の喫茶店です!)
営業:7:30〜23:00くらい 定休は不明
スクエア
住所:沖縄県那覇市壺屋1-1-7
営業:たぶん22:00くらいまで 定休は不明
取材時期:2013年2月